母の着物やアクセサリーを、姉妹や孫で形見分けするつもりです。
いつ、どう分ければいいですか。
高そうな指輪もあります。
形見分けは、亡くなった人の思い出の品を、親しかった人に分けることです。
いつするかは法律で決まっていません。
ただ、値打ちのある物は相続する財産なので、相続人の話し合いで分け方を決めてから渡します。
相続人でない孫や友人に値打ちのある物を渡すと、贈与税の対象になることがあります。
この
- 形見分けの
前に 決めて おくことが 分かります - 値打ちの
ある 物を 分ける ときの 税金が 分かります - 形見分けの
あとの 片付けの 進め方が 分かります
形見分けのあとに残った物を業者に頼むなら、見積もりを比べてから決めます。
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値打ちのある物は相続する財産
国税庁は、相続税がかかる財産を、現金や預貯金、宝石、土地、家屋など、お金に見積もることができる値打ちのあるすべての物と説明しています。
出典は国税庁のNo.4105「相続税がかかる財産」です。
指輪や着物、時計などで値打ちのある物は、相続する財産です。
相続人が何人かいるときは、遺産を分けるまで相続人みんなの共有の物になります(民法第898条)。
値打ちのある物を、ほかの相続人に断らずに持ち帰ると、もめるもとです。
遺品を勝手に処分されたときのことは、次の記事にあります。
形見分けの前に決めておくこと

形見分けは、相続人で次のことを決めてから始めます。
- 相続放棄を
考えている 人が いないか - 値打ちの
ありそうな 物を、 遺産の 分け方の 中で どう 扱うか - 誰に、
何を 渡すか
相続人が遺産を処分すると、相続を認めたことになる決まりがあります(民法第921条)。
相続放棄を考えている人は、形見分けで物を受け取る前に決めておきます。
条文は e-Gov 法令検索の民法で読めます。
相続人でない人に渡すときの税金
孫や友人など、相続人でない人に値打ちのある物を渡すと、贈与税の対象になることがあります。
国税庁は、贈与税は個人から贈与で財産を受け取ったときにかかる税金だと説明しています。
出典は国税庁のNo.4402「贈与税がかかる場合」です。
贈与税は、1年間にもらった財産の合計から、基礎控除の110万円を差し引いて計算します。
受け取った人のその年の合計が110万円以下なら、かかりません。
出典は国税庁のNo.4408「贈与税の計算と税率」です。
話がまとまらないときは調停を使える

値打ちのある形見をめぐって相続人の話がつかないときは、家庭裁判所の遺産分割調停を使えます。
出典は 裁判所「遺産分割調停」です。
兄弟での話し合い方は、次の記事にあります。
形見分けのあとの片付け
形見分けが終わったら、残った物を片付けます。
捨てる前に、遺言書や大事な書類が残っていないかを確かめます。
業者の選び方は、次の記事にあります。
よくある質問
形見分けは
法律で決まった時期はありません。
値打ちのある物は、遺産の分け方が決まってから渡すと、もめにくくなります。
形見分けで
現金は相続する財産なので、遺産の分け方の中で決めます。
相続人でない人に渡すと、贈与になることがあります。
形見を
受け取る前なら、気持ちだけ受け取って断ることもできます。
受け取ったあとに手放すかは、渡した人の気持ちも考えて決めます。
形見分けを始めるために今日できること
形見分けは、値打ちのある物の扱いを決めてから始めます。
- 相続人で、
相続放棄を する 人が いないかを 確かめる - 値打ちの
ありそうな 物を 書き出し、 分け方を 話す - 相続人でない
人に 渡す物は、 値打ちが どれくらいかを 確かめる





