親が亡くなって、実家を片付けて手放すことになりました。
解体や片付けに、補助金は出るんでしょうか。
実家じまいで使える補助金は、市区町村が出す空き家の解体の補助と、家財の片付けの補助が中心です。
どちらも、工事や片付けの契約をする前に申請しないと、対象外になります。
相続した実家を売るときは、売って出た利益から最高3,000万円を差し引ける税金の特例もあります。
この
- 実家じまいで
使える 補助金の 種類が 分かります - 補助金を
もらい 損ねない 申請の 順番が 分かります - 売る
ときに 使える 税金の 特例が 分かります
解体や片付けをせずに、今の状態のまま買い取る会社もあります。
補助金を調べるのと並べて、値段だけ聞いておくこともできます。
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実家じまいで使える主な補助金
空き家の解体や片付けの補助金は、市区町村が出しています。
制度があるか、いくら出るかは、市区町村ごとに違います。
| 補助の種類 | 例 |
|---|---|
| 空き家の解体の補助 | 神戸市は最大60万円 |
| 家財の片付けの補助 | 呉市は費用の半分で上限10万円 |
どちらも、市区町村のホームページで「空き家 解体 補助」「空き家 家財 処分 補助」と調べると見つかります。
空き家の解体の補助

神戸市は、1986年12月31日以前に建てられ、腐ったり壊れたりしている空き家を解体するときに、補助金を出しています。
補助金の額は、解体する空き家の床面積で決まり、最大60万円です。
空き家の持ち主であれば、個人でも受けられます。
出典は 神戸市「老朽空家等解体補助制度」です。
神戸市は、補助金の申請前に解体工事の契約をしたり、工事を始めたりした場合は対象外としています。
神戸市は、申請の手続きを代わりの人に任せることもできると案内しています。
家財の片付けの補助
呉市は、一戸建ての空き家の家財道具を処分する費用の一部を補助しています。
補助は費用の半分で、上限は10万円です。
補助を受けるには、交付の決定を受けたあとに、市の空き家バンクに登録するか、不動産会社と売る仲介の契約を結ぶことが条件です。
出典は 呉市「呉市空き家家財道具等処分支援事業」です。
呉市は、家財道具を処分する前に申請が必要としています。
すでに空き家バンクに登録している家や、不動産会社と契約している家は対象外です。
片付けの費用の目安は、次の記事にまとめています。
補助金をもらい損ねない申請の順番
神戸市と呉市のどちらも、契約や作業の前に申請することを求めています。
申請の受け付けは、年度の予算がなくなると締め切られることがあります。
- 実家の
ある 市区町村に、 解体や 片付けの 補助が あるかを 調べる - 条件に
当たるかを、 市区町村の 窓口に 確かめる - 業者の
見積もりを 取り、 契約の 前に 補助金を 申請する - 交付の
決定を 受けてから、 業者と 契約して 作業を 始める
呉市は、予算の状況によって、申請の期限より前に受け付けを締め切ることがあると案内しています。
呉市は、2026年度の受け付けを4月13日から始めています。
使うなら、年度の初めに窓口へ聞いておきます。
売るときに使える税金の特例

親がひとりで住んでいた家を相続して売ると、売って出た利益から最高3,000万円を差し引ける特例があります。
国税庁は、主な条件を次のように示しています。
- 1981年5月31日以前に
建てられた 家 - 亡くなる
直前に、 親の ほかに 住んでいた 人が いない - 相続してから
売るまで、 貸したり 住んだりしていない - 相続から
3年た つ年の 12月31日までに 売る - 売った
金額が 1億円以下
家を残して売るなら、決まった耐震の基準を満たす必要があります。
家を取り壊してから土地を売る方法でも使えます。
売った年の翌年2月15日までに、耐震の工事か取り壊しが済めば使える場合もあります。
出典は 国税庁 No.3306「被相続人の居住用財産(空き家)を売ったときの特例」です。
この特例は、2027年12月31日までに売った場合が対象です。
家を相続した人が3人以上いると、差し引ける額は2,000万円までになります。
特例を使うには、市区町村が出す「被相続人居住用家屋等確認書」も要ります。
解体するかどうかで固定資産税も変わります。
解体の前に確かめることは、次の記事にまとめています。
よくある質問
実家じまいの
実家のある市区町村に申請します。
自分が住んでいる市区町村ではない点に気をつけます。
解体した
神戸市は、申請前に契約や工事を始めた場合は対象外としています。
先に申請し、交付の決定を受けてから契約します。
税金の
使えます。
ただし家が決まった耐震の基準を満たしていることが条件です。
実家じまいの補助金を使うために今日できること
実家じまいで使える補助金は、市区町村が出す解体と片付けの補助が中心です。
どちらも、契約の前に申請することが条件です。
- 実家の
ある 市区町村の ホームページで、 解体と 片付けの 補助を 調べる - 条件に
当たるなら、 業者と 契約する 前に 窓口で 申請の 順番を 聞く - 売るなら、
税金の 特例の 条件に 当たるかを 国税庁の ページで 確かめる
補助金を使わずに、今の状態のまま手放す道もあります。




