親から相続した家を、いつ売ればいいか迷っています。
急いだほうがいいのでしょうか。
相続した家を売るタイミングは、税金が変わる期限で決めます。
空き家の3,000万円特例は相続から3年目の年末まで、相続税を払った人の特例は申告期限から3年以内に売ることが条件です。
この
- 相続した
家を 売る ときの 期限が 分かります - 持っていた
期間と 税率の 関係が 分かります - 期限から
逆算して、 いつ動けば いいかが 分かります
期限に間に合うかを知るには、売れるまでにかかる時間と値段を先に聞いておきます。
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相続した家を売るときの期限
税金や手続きが変わる期限は、次のとおりです。
| 期限 | 中身 |
|---|---|
| 相続から10か月 | 相続税の申告(かかる人) |
| 相続から3年目の年末 | 空き家の3,000万円特例を使うための売る期限 |
| 相続を知ってから3年 | 相続登記の申請 |
| 相続税の申告期限から3年 | 相続税を払った人の取得費の特例の売る期限 |
出典は国税庁のNo.4205「相続税の申告と納税」、No.3306「空き家を売ったときの特例」、No.3267「相続財産を譲渡した場合の取得費の特例」と、法務省の相続登記の申請義務化についてです。
いちばん早いのは空き家の特例

空き家の3,000万円特例は、相続から3年目の年の12月31日までに売ることが条件です。
特例そのものも、2027年12月31日までに売る場合が対象です。
相続した家に住んだり貸したりすると、この特例は使えなくなります。
空き家の特例の条件は、次の記事にあります。
相続税を払った人の特例
相続税を払った人が、申告期限から3年以内に相続した家を売ると、払った相続税の一部を、利益の計算で差し引ける特例があります。
相続から数えると、おおむね3年10か月が売る期限になります。
持っていた期間は親から引き継ぐ
売って出た利益の税率は、売った年の1月1日に何年持っていたかで変わります。
相続した家は、親が手に入れた時から数えます。
| 持っていた期間 | 税率 |
|---|---|
| 5年を超える | 所得税15%、住民税5% |
| 5年以下 | 所得税30%、住民税9% |
出典は国税庁のNo.3270「相続や贈与によって取得した土地建物の取得費と取得の時期」です。
親が長く持っていた家なら、相続してすぐに売っても、税率の低い5年を超える扱いになります。
売ったときの税金の計算は、次の記事にあります。
期限から逆算して動く

家を売るには、片付け、相続登記、売る相手探しに時間がかかります。
期限が近づく前に、売る相手を探し始めます。
- 相続人で、
売るか どうかを 話す - 相続登記を
する - 家の
中を 片付けるか、 今の まま 売るかを 決める - 不動産会社や
買取の 会社に 値段を 聞く
固定資産税は、毎年1月1日の持ち主にかかります。
年内に売れれば、次の年の固定資産税は買った人が払います。
よくある質問
相続した
空き家の特例を使うなら、相続から3年目の年末が期限です。
それまでに売れるよう、早めに動きます。
相続して
親が手に入れた時から数えるので、多くは5年を超える扱いです。
相続税が
空き家の特例の期限は、相続税とは関係ありません。
相続した家を売るために今日できること
売る時期は、税金が変わる期限から逆算します。
- 親が
亡くなった 日から、 3年目の 年末の 日付を 書き出す - 親が
その 家を 手に 入れた 年を、 登記事項証明書で 確かめる - 期限が
近づく 前に、 売る 相手を 探し始める



