親が亡くなり、実家を兄と私で相続しました。
2人とも住む予定がないので、売ってお金を分けたいと思っています。
換価分割は、相続した実家を売って、そのお金を相続人で分ける分け方です。
売って出た利益の税金は、相続人それぞれが自分の分を申告します。
売るために1人の名義にしても、決めたとおりにお金を分ければ贈与税はかかりません。
この
- 換価分割の
進め方が 分かります - 売った
ときの 税金を 誰が どれだけ申告するかが 分かります - 空き家の
特例を 使う ときの 注意が 分かります
兄弟で分けるには、まず家がいくらで売れるかを知っておきます。
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換価分割の進め方
換価分割は、次の順番で進めます。
- 相続人で、
実家を 売って お金を 分ける ことを 決める - 遺産分割協議書に、
売る こととお金の 分け方を 書く - 相続登記を
して、 実家を 売る - 売った
お金から 費用を 引いて、 決めた とおりに 分ける
遺産分割協議書の書き方は、次の記事にあります。
売る前に分け方を決める

国税庁は、換価分割で売って出た利益の税金(譲渡所得)を、次のように申告するとしています。
| 分け方を決めた時期 | 申告する割合 |
|---|---|
| 売る前に決めた | 決めたお金の分け方 |
| 決めずに売った | 法定相続分 |
| 売ったあと、申告の期限までに分けた | 全員がその割合で申告すれば認められる |
出典は国税庁の質疑応答事例「未分割遺産を換価したことによる譲渡所得の申告」です。
法定相続分で申告したあとにお金の分け方が決まっても、申告を直すことはできないとされています。
1人の名義で売るときの贈与税
売る手間を減らすために、相続人の1人の名義で相続登記をして売ることがあります。
国税庁は、1人の名義にしたのが売るための便宜で、そのお金を決めたとおりに分けるなら、贈与税はかからないとしています。
出典は国税庁の質疑応答事例「遺産の換価分割のための相続登記と贈与税」です。
1人の名義で売るときも、遺産分割協議書に「売ってお金を分ける」ことと分け方を書いておきます。
空き家の特例を使うときの注意

相続した実家を売るときは、条件に合えば、空き家の3,000万円特例を使えます。
相続人が3人以上なら、1人あたり2,000万円までになります。
国土交通省は、換価分割をしている場合、特例に要る確認書の申請に遺産分割協議書などが要ると案内しています。
出典は国土交通省の空き家の発生を抑制するための特例措置の案内です。
誰の名義で売るかで、特例を使える人が変わることがあります。
売る前に、税務署か税理士に聞きます。
空き家の特例の条件は、次の記事にあります。
よくある質問
換価分割の
相続人それぞれが、自分の分を申告して払います。
売るのに
1人の名義で売る方法もあります。
決めたとおりにお金を分ければ、贈与税はかかりません。
売った
相続人の話し合いで決めます。
売る前に決めて、協議書に書きます。
換価分割で実家を売るために今日できること
換価分割は、売る前にお金の分け方を決めておくことが大事です。
- 兄弟で、
実家を 売って お金を 分けるかを 話す - 遺産分割協議書に、
お金の 分け方を 書く - 空き家の
特例を 使えるかを、 売る 前に 確かめる
兄弟での話し合い方は、次の記事にあります。



