親の家を片付けていて、着物や時計など売れそうな物が出てきました。
遺品を買い取ってもらうとき、気をつけることはありますか。
遺品の買取は、片付けの業者に見積もりから差し引いてもらう方法と、買取の店に家まで来てもらう方法があります。
中古品を買い取るには、古物商の許可が要ります。
家に来てもらう買取は、書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフができます。
相続放棄を考えているなら、売る前に止まります。
この
- 遺品の
買取を 頼む 2つの 方法が 分かります - 家に
来て もらう 買取の 決まりが 分かります - 相続放棄と
買取の 関係が 分かります
着物や時計など値段の幅が大きい物は、片付けの前に買取の店に見てもらうと、売れる物と処分する物を分けられます。
片付けの前に、売れる物の値段を聞く
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- 査定料と
出張料は 無料だと、 公式サイトに 書かれています - 査定の
額に 納得できずに 断っても、 キャンセル料は かからないと 書かれています - 着物・切手・
古銭・骨董品・時計・宝石などを 扱うと 書かれています
一部の地域と離島は、申し込みのときに相談が必要です
遺品の買取を頼む2つの方法
遺品の買取は、次の2つの方法で頼めます。
| 方法 | 向く場合 |
|---|---|
| 片付けの業者にまとめて頼む | 物が多く、片付けと一度に済ませたい |
| 買取の店に家まで来てもらう | 着物や時計など値段の幅が大きい物がある |
片付けの業者に頼むときは、買取できる物の金額が見積もりから差し引かれているかを見ます。
業者の選び方は、次の記事にまとめています。
買い取る側が古物商の許可を持っているか

中古品を買い取る仕事をするには、都道府県の公安委員会の許可が要ります。
これを古物商の許可と呼びます。
条文は e-Gov 法令検索の古物営業法 第3条で読めます。
- 公式サイトに、
古物商の 許可番号が 載っているか - どの
公安委員会の 許可かが 書かれているか
HAPPY PRICE は、東京都公安委員会の許可番号を公式サイトに載せています。
片付けの業者に買取も頼むなら、見積もりのときに許可を持っているかを聞きます。
家に来てもらう買取の決まり

買取の店が家に来て品物を買い取ることを、訪問購入と呼びます。
訪問購入には、特定商取引法の決まりがあります。
- 頼んでいない
人の 家に 来て、 買取を 勧めてはいけない - 査定だけ頼まれたのに、
査定を 超えて 勧めるのも 決まりに 反する - 契約したら、
決まった 内容を 書いた 書面を 渡さなければならない - 書面を
受け取ってから 8日以内なら、 クーリング・オフが できる - 8日の
あいだは、 品物を 渡すのを 断れる
出典は 消費者庁「特定商取引法ガイド 訪問購入」です。
消費者庁は、引っ越しなどで家を出るときに売る側から取引を持ちかけた場合は、クーリング・オフなどの決まりが当てはまらないことがあるとしています。
貴金属を強引に買い取られる相談
国民生活センターには、次のような訪問購入の相談が寄せられています。
- 「不用品を
引き取る」と 電話が あり来て もらったら、 貴金属は あるかと しつこく 聞かれ、 強引に 買い取られた - 古本の
買取を 頼んだら、 玄関先に 置いていた 貴金属を 安く 買い取られた
出典は 国民生活センター「訪問購入(各種相談の件数や傾向)」です。
売る物を先に決めて、その物だけを出しておくと、話がずれにくくなります。
相続放棄を考えているなら売る前に止まる
相続人が亡くなった人の財産を売ると、相続を認めたものとみなされることがあります。
そうなると、あとから相続放棄ができなくなります。
条文は e-Gov 法令検索の民法 第921条で読めます。
親に借金があるかもしれないときは、遺品を売る前に、相続放棄をするかを決めます。
相続放棄と遺品整理の進め方は、次の記事にまとめています。
よくある質問
査定だけ
断れます。
消費者庁は、売らないと伝えたあとに勧め続けることや、あとで改めて勧めることを禁じています。
売った
家に来てもらう買取なら、書面を受け取ってから8日以内はクーリング・オフができます。
手続きは書面か、メールなどの電子的な方法で伝えます。
捨てる
遺言書や年金の書類、スマホなどは、処分の前に確かめます。
くわしくは、捨ててはいけないものの記事にまとめています。
遺品の買取を頼むために今日できること
遺品の買取は、片付けの業者にまとめて頼むか、買取の店に家まで来てもらうかを選べます。
家に来てもらう買取は、書面を受け取ってから8日以内ならクーリング・オフができます。
- 相続放棄を
するかを 先に 決める - 売りたい物を
先に 決めて、 1か 所に 出しておく - 古物商の
許可番号を 確かめてから、 査定を 頼む
売れる物が分かると、片付けを頼むときの見積もりも比べやすくなります。




