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お墓と仏壇

墓じまいの遺骨の処分はどうする?してはいけないことと5つの行き先

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こんにちは。みのるです。親の家のことを、国や市の資料と、知恵袋やXの投稿をもとに書いています。(→みのるのプロフィール)

悩む人 悩む人

実家のお墓を墓じまいすることになりました。
新しいお墓は建てないつもりです。
取り出した遺骨は、どう処分すればいいんでしょうか。

墓じまいで取り出した遺骨を、ごみとして捨てたり、墓地以外の場所に埋めたりすることは法律で禁じられています。

行き先は、合祀墓などの永代供養、散骨、送骨での納骨、自宅での保管、分骨の5つです。

お墓から遺骨を出すには、市区町村の改葬の許可が要ります。

このページを読むと

  1. 遺骨についてしてはいけないことが分かります
  2. 墓じまいのあとの遺骨の行き先が分かります
  3. 行き先を決める前に確かめることが分かります

遺骨を取り出したあとは、墓石を撤去して区画を返します。
墓地に石材店の決まりがなければ、工事の見積もりは窓口を通して頼めます。

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北海道・高知県・徳島県・島根県は、この窓口の対象外になることがあります

遺骨を捨てたり埋めたりしてはいけない

遺骨の扱いには、法律の決まりがあります。

してはいけないこと決まり
遺骨を捨てる刑法 第190条で、3年以下の拘禁刑
墓地以外の場所に埋める墓地埋葬法 第4条で禁じられている

条文は e-Gov 法令検索の刑法 第190条と墓地、埋葬等に関する法律 第4条で読めます。

家の庭や畑に埋めることも、墓地以外の場所に埋めることに当たります。

お墓から出すには改葬の許可が要る

遺骨を今のお墓から別の場所に移すことを、改葬と呼びます。
改葬をするには、市区町村長の許可が要ります。

条文は e-Gov 法令検索の墓地、埋葬等に関する法律 第5条で読めます。

申請には、今の墓地の管理者が作る証明などを付けます。

申請する人が墓地の使用者でないときは、使用者の承諾書も要ります。

出典は e-Gov 法令検索の墓地、埋葬等に関する法律施行規則 第2条です。

墓じまいの頼み先と手続きの流れは、次の記事にまとめています。

墓じまいは石材店に頼む?指定石材店の確かめ方と見積もり

墓じまいは石材店に頼む?指定石材店の確かめ方と見積もり

墓じまいのあとの遺骨の5つの行き先

家で静かに考える人

新しいお墓を建てないときの行き先は、次の5つです。

行き先どういう形か
合祀墓などの永代供養お寺や霊園に供養と管理を任せる
散骨遺骨を粉状にして海などにまく
送骨で納骨遺骨を送って納めてもらう
自宅で保管骨壺のまま家に置く
分骨遺骨を分けて別々に納める

合祀墓などの永代供養

ほかの人の遺骨と一緒に納める形は、一緒にしたあとは遺骨を取り出せません。
一緒に納める時期で形が分かれます。

合祀墓と永代供養の違いは?遺骨を一緒に納める時期で選ぶ3つの形

合祀墓と永代供養の違いは?遺骨を一緒に納める時期で選ぶ3つの形

散骨

国のガイドラインには、遺骨を形が分からないよう粉状に砕くことや、海なら海岸から離れた海域で行うことが書かれています。

出典は 厚生労働省「散骨に関するガイドライン(散骨事業者向け)」(PDF)です。

墓じまいして散骨するには?国のガイドラインで分かる手順と業者選び

墓じまいして散骨するには?国のガイドラインで分かる手順と業者選び

送骨で納骨

遺骨を送れる宅配の手段は、ゆうパックだけです。
遠くのお寺や霊園に納めるときに使えます。

遺骨はゆうパックで送れる?宅配便との違いと送る前に確かめる3つのこと

遺骨はゆうパックで送れる?宅配便との違いと送る前に確かめる3つのこと

自宅で保管

骨壺のまま家に置いておくことを禁じる決まりは、墓地埋葬法にはありません。
禁じられているのは、墓地以外の場所に埋めることです。

遺骨を自宅で保管してもいい?法律の決まりといつまで置くかの決め方

遺骨を自宅で保管してもいい?法律の決まりといつまで置くかの決め方

分骨

遺骨の一部を別の場所に納めたり、手元に残したりする形です。
分けるときに要る書類は、次の記事にまとめています。

分骨はしない方がいい?言われる理由と分けるときに要る書類

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行き先を決める前に確かめること

家族で話し合う3人

行き先を決める前に、次のことを確かめておきます。

  • 取り出せない形(合祀や散骨)を選んでも、親族が納得しているか
  • 移し先が、受け入れの証明を出してくれるか
  • 今の墓地の管理者に、取り出しの日取りと石材店の決まりを聞いたか

親族との話し合いの進め方は、次の記事にまとめています。

墓じまいに親族の同意はどこまで必要?反対されたときの落としどころ

墓じまいに親族の同意はどこまで必要?反対されたときの落としどころ

よくある質問

遺骨をごみとして出してもいいですか

いけません。

遺骨を捨てることは、刑法 第190条で3年以下の拘禁刑と決められています。

家の庭に埋めてもいいですか

いけません。

墓地以外の場所に埋めることは、墓地埋葬法 第4条で禁じられています。

遺骨を家に置いたままでもいいですか

骨壺のまま家に置いておくことを禁じる決まりはありません。

あとで納骨するときに要る許可証は、なくさずに取っておきます。

墓じまいの遺骨の行き先を決めるために今日できること

墓じまいで取り出した遺骨は、ごみとして捨てたり、墓地以外に埋めたりしてはいけません。

行き先は、永代供養、散骨、送骨での納骨、自宅での保管、分骨の5つです。

  1. 親族と、遺骨をどこに移すかを話し合う
  2. 移し先に、受け入れの証明を出してもらえるかを聞く
  3. 今の墓地の管理者に、取り出しの日取りと石材店の決まりを聞く

行き先が決まると、改葬の申請と墓石の撤去を進められます。

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実家を相続したら何から?空き家にする前に決める5つの順番

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