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分骨はしない方がいい?言われる理由と分けるときに要る書類

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こんにちは。みのるです。親の家のことを、国や市の資料と、知恵袋やXの投稿をもとに書いています。(→みのるのプロフィール)

悩む人 悩む人

親の遺骨の一部を、手元に置いておきたいと思っています。
でも親戚から「分骨はしない方がいい」と言われました。
遺骨を分けるのは、よくないことなんでしょうか。

遺骨を分ける「分骨(ぶんこつ)」を、禁じる法律はありません。
国の決まりには、分骨した遺骨を別の場所に納めるための書類の出し方まで書かれています。

「しない方がいい」と言われるのは、法律ではなく、言い伝えや気持ちの面からです。
分けるなら、書類と、分けた遺骨の行き先を先に決めておくと困りません。

このページを読むと

  1. 分骨はしない方がいいと言われる理由と、法律での扱いが分かります
  2. 分骨するときに要る書類と、頼む先が分かります
  3. 分けたあとで困らないために、先に決めることが分かります

分骨はしない方がいいと言われる理由

分骨がよくないと言われるときの理由は、主に次のようなものです。

  • 遺骨を分けると、故人が落ち着かないという言い伝え
  • 体がばらばらになるようで、かわいそうだという気持ち
  • 親族のあいだで、分けることへの考え方が違う

どれも、法律で決まっていることではありません。
宗教の考え方は宗派やお寺で違うので、気になるときは菩提寺に聞いてみます。

みのる みのる

「しない方がいい」と言われたら、何が心配なのかを聞いてみてください。

「寂しくなる」「親族で揉めたくない」という気持ちなら、話し合いで折り合いがつくことがあります。

国の決まりは分骨を前提に書類の出し方を決めている

分骨の書類について窓口で説明を受ける人

遺骨の扱いは、墓地埋葬法とその施行規則で決められています。
施行規則には、分骨した遺骨を納めるときの手続きが書かれています。

分けた遺骨を別のお墓や納骨堂に納めるときは、今のお墓の管理者に、遺骨が納められていたことを示す書類を出してもらい、新しい納め先に出します。
火葬のときに分ける場合は、火葬場に、火葬したことを示す書類を出してもらいます。

条文は e-Gov 法令検索の墓地、埋葬等に関する法律施行規則 第5条で読めます。

お墓や納骨堂の管理者は、書類を受け取ってからでないと遺骨を納められない決まりです。
この決まりは 厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律の概要」でも説明されています。

分骨するときの手順

分骨は、分けるときによって頼む先が違います。

STEP
  1. 火葬のときに分ける。分骨用の小さな骨壺を用意し、火葬場に分骨したいと伝えて、火葬したことを示す書類を頼む
  2. お墓に入っている遺骨から分ける。今のお墓の管理者に伝え、遺骨を取り出す日と、納められていたことを示す書類を頼む
  3. 分けた遺骨を新しい納め先に納める。書類を納め先に出す

手元に置いておくだけなら、すぐに書類を使う場面はありません。
それでも、あとでどこかに納めることになったときのために、書類はもらっておくと安心です。

家に遺骨を置いておくときの決まりと注意は、別の記事にまとめています。

遺骨を自宅で保管してもいい?法律の決まりといつまで置くかの決め方

遺骨を自宅で保管してもいい?法律の決まりといつまで置くかの決め方

分けたあとで困りやすいこと

分骨で後から困りやすいのは、分けた遺骨の行き先です。
遺骨の置き場所が2つになるので、それぞれの行き先を決めておく必要があります。

  • 手元に置いた遺骨を、自分が亡くなったあと誰が引き継ぐか決めていない
  • 兄弟で分けたあと、それぞれの遺骨の行き先を伝え合っていない
  • 書類をもらわずに分けて、あとで納めるときに困った

分骨を決めるときは、お墓を守っている親族にも先に話しておきます。
黙って進めると、あとで揉める原因になります。

分骨したい人に合う形

兄弟で親の遺骨の分け方を話し合う人たち

分骨の形は、何のために分けたいかで選びます。

  • 一部を手元に置く近くで手を合わせたい人。小さな骨壺や、家に置ける小さなお墓に納めます
  • 兄弟でそれぞれのお墓に納める住んでいる場所が離れていて、それぞれの近くでお参りしたい人
  • 一部を合祀、一部を手元に管理の手間を減らしつつ、少しだけそばに置きたい人

ほかの人の遺骨と一緒に納める合祀を選ぶと、あとから取り出せません。
合祀と永代供養の違いは、次の記事で紹介しています。

合祀墓と永代供養の違いは?遺骨を一緒に納める時期で選ぶ3つの形

合祀墓と永代供養の違いは?遺骨を一緒に納める時期で選ぶ3つの形

よくある質問

分骨すると成仏できないというのは本当ですか

法律で決まっていることではありません。

宗教の考え方は宗派やお寺で違うので、気になるときは菩提寺に聞いてみます。

分骨の書類は、あとからでももらえますか

お墓に入っている遺骨なら、今のお墓の管理者に頼めます。

火葬のときに分けた場合は、火葬した火葬場に問い合わせます。

手元に置いた遺骨は、最後はどうすればいいですか

あとでお墓や合祀墓に納めるか、自分が亡くなったときに一緒に納めてもらう形があります。

どうするかを、家族に伝えておきます。

分骨を考えている人が今日できること

分骨を禁じる法律はなく、国の決まりには書類の出し方まであります。
しない方がいいと言われるのは、言い伝えや気持ちの面からです。

  1. 分けた遺骨をどこに置くか、最後はどうするかを決める
  2. 火葬場か今のお墓の管理者に、分骨の書類を頼む
  3. お墓を守っている親族に、分骨することを先に話す

分ける前に行き先を決めておけば、分骨で困ることはぐっと減ります。

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