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遺骨を自宅で保管してもいい?法律の決まりといつまで置くかの決め方

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こんにちは。みのるです。親の家のことを、国や市の資料と、知恵袋やXの投稿をもとに書いています。(→みのるのプロフィール)

悩む人 悩む人

親の遺骨を、納骨しないまま家に置いています。
お墓を決めきれず、気づけば何年もたちました。
遺骨を家に置いたままにしても大丈夫なんでしょうか。

骨壺のまま遺骨を家に置いておくことを、禁じる決まりはありません。
墓地埋葬法が禁じているのは、墓地以外の場所に遺骨を「埋める」ことです。

ただ、あとで納骨するときに要る書類があります。
家に置いておくあいだに、それをなくさないことが大事です。

このページを読むと

  1. 遺骨を家に置いてよいか、してはいけないことは何かが分かります
  2. あとで納骨するときに困らないための準備が分かります
  3. いつまで家に置くかを、家族と決めやすくなります

遺骨を家に置くことを禁じる決まりはない

遺骨の扱いを決めている法律は、墓地埋葬法です。
この法律が禁じているのは、次のことです。

遺骨を埋めること(埋蔵)は、墓地以外の場所でしてはいけないと決められています。
骨壺のまま家に置いておくことは、この「埋める」には当たりません。

条文は e-Gov 法令検索の墓地、埋葬等に関する法律 第4条で読めます。

すること墓地埋葬法での扱い
骨壺のまま家に置く禁じる決まりはない
家の庭や畑に埋める墓地以外に埋めるので、してはいけない
お墓や納骨堂に納める許可証を出して納める

庭に埋めるのは、自分の土地でもできません。
家に置いておくなら、骨壺のまま室内に置きます。

家に置いておく期限も、この法律には決められていません。
何年置いておくかは、家族で決めてかまわないということです。

家に置いておくときに気をつけること

棚に置いた骨壺の前で手を合わせる人

骨壺は、閉め切った部屋や湿気の多い場所に長く置くと、中に湿気がこもることがあります。
次の点に気をつけて置きます。

  • 直射日光が当たらず、湿気の少ない場所に置く
  • 床に直接置かず、棚などの上に置く
  • 地震で倒れないよう、滑り止めを敷くか、低い場所に置く
  • 小さな子どもやペットの手が届かないようにする

写真や花を一緒に置くと、手を合わせる場所になります。
仏壇がなくても、小さな台と布があれば、落ち着いた場所をつくれます。

あとで納骨するときに要る許可証

家に置いておくあいだに、いちばん気をつけたいのが書類です。
火葬のときに受け取った許可証は、あとでお墓や納骨堂に納めるときに要ります。

お墓や納骨堂の管理者は、火葬許可証などを受け取ってからでないと、遺骨を納めることができない決まりです。
許可証をなくすと、再び出してもらう手続きが要ります。

条文は e-Gov 法令検索の墓地、埋葬等に関する法律 第14条で読めます。

厚生労働省「墓地、埋葬等に関する法律の概要」でも、許可証を受け取ってから納める決まりが説明されています。

火葬許可証は、骨壺を入れた箱の中に一緒に入れて返されていることがあります。
見当たらないときは、火葬をした市区町村の窓口に相談します。

みのる みのる

納骨するかどうか決めていなくても、許可証の置き場所だけは決めておいてください。

何年かたって納骨を決めたときに、慌てずに済みます。

一部だけ手元に残して納骨する形もある

「全部をお墓に入れるのは寂しい」という人は、遺骨の一部だけを手元に残す形もあります。
遺骨を分けることを「分骨(ぶんこつ)」と呼びます。

分けた遺骨を別のお墓や納骨堂に納めるときは、遺骨が納められていたことを示す書類が要ります。
今のお墓の管理者や火葬場に頼むと、出してもらえます。

条文は e-Gov 法令検索の墓地、埋葬等に関する法律施行規則 第5条で読めます。

手元に残す遺骨は、小さな骨壺や、家に置ける小さなお墓に納めることもできます。
残りは、お墓や合祀墓、送骨で納骨できるサービスなどに納めます。

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いつまで家に置くかの決め方

家族で遺骨の行き先を話し合う人たち

家に置いておく期限は、法律にはありません。
ただ、決めないまま時間がたつと、自分が亡くなったあとに遺骨が残ることになります。

STEP
  1. 家族のあいだで、いつまでに行き先を決めるかを話す
  2. 行き先の候補を2〜3つ挙げる。お墓、合祀墓、手元に一部を残すなど
  3. 決めた行き先と、許可証の置き場所を、家族に伝えておく
  • しばらく家に置くまだ気持ちの整理がつかない人、行き先を家族と相談中の人
  • 一部を手元に残して納骨そばに置きたいけれど、全部を家に置き続けるのは不安な人
  • 全部を納骨する自分のあとに遺骨を守る人がいない人

よくある質問

遺骨を家に何年も置いていても問題ありませんか

家に置いておく期限は、墓地埋葬法にはありません。

ただ、あとで納骨するときに許可証が要るので、なくさないよう保管しておきます。

家の庭に埋めてもいいですか

墓地以外の場所に遺骨を埋めることは、法律でしてはいけないと決められています。

自分の土地でも同じです。

遺骨を家に置いたまま、自分が亡くなったらどうなりますか

遺骨の行き先を、残された家族が決めることになります。

行き先と許可証の場所を、今のうちに家族に伝えておくと安心です。

遺骨を家に置いている人が今日できること

骨壺のまま遺骨を家に置くことは、禁じられていません。
禁じられているのは、墓地以外に埋めることです。

  1. 火葬許可証がどこにあるかを確かめる
  2. 骨壺を、湿気が少なく倒れにくい場所に置き直す
  3. いつまでに行き先を決めるかを、家族と話す

急がなくて大丈夫です。
ただ、許可証の場所と、行き先を話す日だけは決めておいてください。

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