親が亡くなって、実家が空き家になりました。
固定資産税の通知が親の名前で届きます。
誰が払うことになるんでしょうか。
空き家の固定資産税は、毎年1月1日の持ち主が払います。
親の名義のまま亡くなっていれば、実際に相続した人が払います。
標準の税率は1.4%で、家が建つ土地は評価額を6分の1などに下げる特例があります。
この
- 空き家の
固定資産税を 誰が 払うかが 分かります - 税率と、
家が 建つ土地の 特例が 分かります - 固定資産税が
かからない 場合と、 上がる 場合が 分かります
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目次
固定資産税は1月1日の持ち主が払う
固定資産税を払う人は、毎年1月1日に、土地や家の持ち主として台帳に載っている人です。
登記の上の持ち主が1月1日より前に亡くなっているときは、1月1日にその土地や家を実際に持っている人が払います。
出典は 東京都主税局「固定資産税・都市計画税(土地・家屋)」です。
親が亡くなった年の分は、一般に相続人が引き継ぎます。
名義が親のままのときの手続き

東京都は、3か月以内に名義を変えられないときは、都税事務所に「現所有者申告書」を出すよう案内しています。
誰が払うかを、税の窓口に知らせる書類です。
出典は 東京都主税局「相続があったとき」です。
兄弟などで共有している家は、通知が登記簿の筆頭の人に届きます。
ほかの共有者には届きません。
名義を変える相続登記は、2024年4月から義務になっています。
税率と家が建つ土地の特例
固定資産税の標準の税率は1.4%です。
家が建っている土地は、税金を計算するときの評価額を小さくする特例があります。
| 土地の部分 | 特例 |
|---|---|
| 200㎡以下の部分 | 評価額の6分の1 |
| 200㎡を超える部分 | 評価額の3分の1 |
出典は 総務省「固定資産税の概要」です。
実際の税額は、毎年届く納税通知書の課税明細書で確かめます。
固定資産税がかからない場合
同じ市区町村の中で、同じ人が持つ土地の課税標準額の合計が30万円、家屋が20万円に満たないときは、固定資産税はかかりません。
これを免税点と呼びます。
出典は 東京都主税局「固定資産税・都市計画税(土地・家屋)」です。
総務省は、2027年度分からは家屋の免税点を30万円にするとしています。
出典は 総務省「固定資産税の概要」です。
田舎の古い家などで、通知が届かないのは、この免税点に満たないためのことがあります。
放置すると固定資産税が上がる

国土交通省は、管理されていない空き家を市区町村が「管理不全空家」や「特定空家」として指導し、それでも直さずに勧告を受けると、家が建つ土地の特例が受けられなくなると説明しています。
出典は 国土交通省 空き家対策特設サイト「空家法とは」です。
家を取り壊して更地にしたときも、家が建つ土地の特例は外れます。
よくある質問
親名義の
1月1日に実際にその家を持っている相続人が払います。
名義を変えられないうちは、市区町村に現所有者の申告をすることがあります。
空き家でも、
使えます。
ただし、放置して勧告を受けると特例は外れます。
固定資産税が
課税標準額の合計が土地30万円、家屋20万円に満たないときはかかりません。
空き家の固定資産税を確かめるために今日できること
空き家の固定資産税は、毎年1月1日の持ち主が払います。
- 届いた
納税通知書の 課税明細書で、 税額と 評価額を 確かめる - 名義が
親の ままなら、 相続登記か 現所有者の 申告を 進める - 持ち続けるか
売るかを、 毎年の 税金と 比べて 決める
空き家を持ち続けると、固定資産税のほかにもお金がかかります。




