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空き家の買取にデメリットはある?値段が下がる理由と向いている場面

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こんにちは。みのるです。親の家のことを、国や市の資料と、知恵袋やXの投稿をもとに書いています。(→みのるのプロフィール)

悩む人 悩む人

古い実家を、買取で手放そうか考えています。
でも、買取は安く買いたたかれると聞いて迷っています。
買取にはどんなデメリットがあるんでしょうか。

空き家の買取のいちばんのデメリットは、仲介で売るより値段が下がることです。
不動産会社が自分で買い取り、直したり売ったりする手間と費用を、値段に含めるからです。

その代わり、早く手放せて、仲介手数料がかからないことがあります。
値段と早さのどちらを取るかで、買取が合うかどうかが決まります。

このページを読むと

  1. 買取で値段が下がる理由が分かります
  2. 仲介と買取で、かかる費用と売ったあとの責任の違いが分かります
  3. 買取が向いている場面と、損をしにくい頼み方が分かります

空き家の買取のデメリットは値段が下がること

買取は、不動産会社が買い手になって、家を直接買い取る売り方です。
仲介のように、買い手が見つかるまで待つ必要はありません。

そのぶん、値段は仲介で売れたときより下がります。
どのくらい下がるかは家と会社で大きく変わるので、一律の割合はありません。

みのる みのる

「買取は安い」という話だけで決めると、損をすることも、得をすることもあります。

大事なのは、下がる理由を知って、自分の家で比べてみることです。

なぜ仲介より安くなるのか

古い家の中を見て回る不動産会社の人

買取の値段が下がるのは、不動産会社が買ったあとに、次のような費用と手間を引き受けるからです。

  • 古い家を直す、または壊す費用
  • 残った家財を片付ける費用
  • 次の買い手が見つかるまで家を持っている間の税金や管理の費用
  • 次の買い手が見つからないかもしれない危険

家財が残っていたり、傷みが大きかったりするほど、会社が引き受ける費用は増えます。
そのぶん、買取の値段は下がりやすくなります。

反対に、自社で片付けや修理ができる会社は、その費用を抑えられることがあります。
会社によって値段が大きく違うのは、このためです。

仲介と買取でかかる費用の違い

値段だけでなく、売るときにかかる費用も比べます。

比べること仲介買取
仲介手数料かかる。上限は国が決めている会社が直接買うならかからない
家財の片付け自分で済ませてから売ることが多い家財ごと引き取る会社もある
売るまでの期間買い手が見つかるまで分からない値段が決まれば早く進む

仲介手数料の上限は、売値が200万円以下の部分は5%、400万円以下の部分は4%、それを超える部分は3%です(税抜の割合)。
国土交通省の例では、1,000万円の家の上限は税込39.6万円です。

出典は 国土交通省「消費者の皆様向け 不動産取引に関するお知らせ」です。

800万円以下の家には、仲介手数料の特別な決まりもあります。
安い空き家を仲介で売るときの手数料は、次の記事にまとめています。

空き家が売れない理由5つ|田舎や再建築不可でも手放す方法

空き家が売れない理由5つ|田舎や再建築不可でも手放す方法

売ったあとの責任の違い

見落としやすいのが、売ったあとに見つかる不具合の責任です。

売った家に、契約と違う不具合が見つかると、買主から修理や減額を求められることがあります。
「責任を負わない」と約束して売ることもできますが、知っていて伝えなかった不具合は、責任を逃れられません。

条文は e-Gov 法令検索の民法 第562条と第572条で読めます。

古い空き家は、雨漏りや傷みが見つかることがあります。
売ったあとの責任をどうするかは、仲介でも買取でも、契約の前に書面で確かめておきます。

それでも買取が向いている場面

早く手放せて安心した表情で家の鍵を見つめる人

値段が下がっても、買取のほうが合う場面があります。

  • 早く手放したい固定資産税や管理の費用を、これ以上払い続けたくない人
  • 仲介で売れなかった何か月も買い手が付かない、仲介で断られた人
  • 家財や傷みが多い片付けや修理に、お金も手間もかけられない人
  • 遠方で通えない見学の立ち会いや片付けのために、何度も通えない人

反対に、家の状態がよく、時間に余裕があるなら、まず仲介で売れるか試す道もあります。

デメリットを小さくする頼み方

買取の値段は、会社によって大きく違います。
次の3つを守ると、安すぎる値段で決めてしまう心配を減らせます。

STEP
  1. 2〜3社に同じ家を見てもらい、買取の値段を比べる
  2. 値段だけでなく、その値段になる理由を聞く。家財の処分や解体の費用が入っているか
  3. 仲介の査定も1つ取り、手元に残る額で比べる
空き家の買取はどこに頼む?現状のまま手放せる相談先の選び方

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よくある質問

買取の値段は、仲介の何割くらいになりますか

家の状態や場所、会社で大きく変わるので、決まった割合はありません。

2〜3社の買取の値段と、仲介の査定を並べて確かめます。

買取だと、仲介手数料はかかりませんか

会社が直接買い取るなら、仲介手数料はかかりません。

別の会社が間に入って買い手を探す形なら、手数料がかかるので、契約の前に確かめます。

家財が残っていても買い取ってもらえますか

家財ごと引き取ると書いている会社もあります。

片付けの費用が値段にどう入っているかを聞いておきます。

空き家を買取で手放すか決める前に今日できること

空き家の買取のデメリットは、値段が下がることです。
その代わり、早く手放せて、仲介手数料や片付けの手間を減らせることがあります。

  1. 家の傷みと残っている家財を書き出す
  2. 買取を2〜3社、仲介の査定を1社に頼む
  3. 手元に残る額と、手放すまでの期間を並べて比べる

値段と早さのどちらを取るかが決まれば、買取が合うかどうかも決まります。

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