遠くにある実家の空き家に、近所から雑草の苦情が来ました。
たまに帰って草を取っているのに、足りないみたいです。
誰に、どのくらいの頻度で頼めばいいんでしょうか。
空き家の草刈りは、持ち主が責任を持ってやるものです。
自分で通えないなら、人に頼む形を先に決めておきます。
雑草は、夏に一気に伸びます。
年に1〜2回の草取りでは、近所から見ると「放っておかれている家」に見えてしまいます。
この
- 苦情が
来る 前に、 どの 時期に 何回刈ればいいかの 見当が つきます - 自分で
通えない ときに 頼める 先と、 選び方が 分かります - 草刈りが
続かない ときに、 次の 手を 考えられます
目次
空き家の草刈りは持ち主の役目
空き家の管理は、持ち主の役目です。
空家法は、持ち主に空き家を適切に管理するよう求めています。
条文は e-Gov 法令検索の空家等対策の推進に関する特別措置法 第5条で読めます。
管理されていない空き家は、市区町村から「管理不全空家」として指導や勧告を受けることがあります。
勧告を受けると、固定資産税の住宅用地の特例から外れます。
出典は 国土交通省 空き家対策特設サイト「空家法とは」です。
雑草や伸びた木は、近所の人がいちばん目にしやすいところです。
苦情は、空き家の管理を見直すきっかけとして受け止めると動きやすくなります。
たまに草取りに行っても苦情が来る理由
知恵袋には、自分で草取りに通っているのに苦情を言われた人の相談がありました。
実家(空き家)の雑草の苦情をご近所さんから言われました。たまに、草取り行ってます。
車に傷つくとか、、こういったご近所さんにどう接すればいいでしょうか。雑草1本も許されない感じなのでしょうか。
出典は Yahoo!知恵袋の投稿(2025年7月)です。
近所の人から見えるのは、刈った日ではなく伸びている日のほうです。
苦情の中身を聞くと、「車に当たる」「虫が出る」など、困っている場所がはっきりすることが多いです。
困っている場所が分かれば、そこだけ先に手当てするだけでも話が変わります。
道路や隣の家に面した側を優先して刈ると、苦情は減りやすくなります。
草刈りの頻度と頼める先

雑草が伸びるのは、主に春の終わりから秋までです。
この時期に何回刈るかを、先に決めておきます。
草刈りの
- 5〜6月に
1回。 梅雨の 前に 一度 刈って おくと、 夏に 伸びきりに くくなります - 7〜8月に
1回。 いちばん 伸びる 時期で、 苦情も 出やすくなります - 9〜10月に
1回。 秋に 刈って おくと、 冬の あいだは 目立ちに くくなります
自分で通えないときに頼める先は、主に3つあります。
- シルバー人材センター市区町村ごとに
あり、 草刈りを 請け負っている ところが 多いです。 地元の 高齢者が 作業します - 草刈りや
便利屋の 繁忙期でも業者 頼みやすく、 刈った 草の 処分まで 任せられます - 空き家の
管理サービス 草刈りに加えて、 見回りや 郵便物の 確認、 報告まで 頼めます
どこに頼む場合も、刈った草を持ち帰って処分してくれるかを先に確かめます。
作業のあとに写真を送ってもらうと、遠方からでも仕上がりを確かめられます。
隣の家の人が枝を切ることもできる

庭木の枝が隣の家に伸びている場合は、別のルールにも気をつけます。
2023年4月から、隣の人が越えてきた枝を自分で切れる場合がはっきりしました。
隣の人が枝を切るよう頼んでも、持ち主が相当の期間内に切らないときは、隣の人が自分で切り取れます。
持ち主が誰か分からないときや、急いで切る必要があるときも同じです。
出典は 法務省「民法の改正(所有者不明土地等関係)の主な改正項目について」(PDF)です。
隣の人に切ってもらう前に、連絡先を伝えておくと、話し合いで済むことが多くなります。
管理を頼む先が決まったら、その連絡先を近所の人に渡しておくのも1つの方法です。
草刈りが続かないときは手放すことも考える
遠方の空き家の草刈りは、毎年続きます。
知恵袋には、それが何年も続いている人の相談もありました。
遠い田舎の家屋付き土地を相続しましたが、売却できず固定資産税を払い続けてます。遠方で度々行けず、そこの近所の人たちから雑草等の苦情電話もかかってきます。
出典は Yahoo!知恵袋の投稿(2010年7月)です。
- 草刈りを
頼む 費用が、 毎年 かかり続けている - 苦情の
電話が 来る たびに、 仕事や 家の ことが 止まる - この
先も、 その 家に 住む予定が ない
当てはまるものが多いなら、家を手放すことも考えどきです。
仲介で買い手が見つからない家でも、現状のまま買い取る会社はあります。
よくある質問
草刈りは
春の終わりから秋までに、3回ほどが目安です。
道路や隣の家に面している側は、もう少し回数を増やすと苦情が出にくくなります。
除草剤を
使ってかまいませんが、隣の家の畑や庭木に流れないよう気をつけます。
業者に頼むときは、除草剤を使うかどうかを先に相談しておきます。
苦情が
困っている場所と、いつまでに何をしてほしいかを聞きます。
そのうえで、刈る日と、次から連絡してほしい先を伝えます。
空き家の草刈りをどうするか今日決めること
空き家の草刈りは、持ち主が続けて手当てしていくものです。
自分で通えないなら、頼む先と頻度を先に決めておくと、苦情に振り回されにくくなります。
- 5〜6月、
7〜8月、 9〜10月の 3回を、 カレンダーに 入れる - シルバー人材センターか
業者に、 草の 処分まで 含めた 見積もりを 聞く - 近所の
人に、 困った ときの 連絡先を 伝えて おく
草刈りの手配が毎年の重荷になっているなら、家をどうするかも一緒に考えてみてください。

